ヘッダー

顔面神経麻痺の種類

顔面神経麻痺の原因で、特に多くみられるものは、Bell麻痺(ベル麻痺)とHunt症候群(ハント症候群)であり、全体の約70%を占めています。

顔面神経麻痺の原因を大きく分けると、末梢性と中枢性に分類され、細かく分けると、以下のようになります。

■顔面神経麻痺の原因

1.末梢性
・特発性
Bell麻痺(ベル麻痺)
・耳炎性
急性中耳炎、慢性中耳炎(特に真珠腫性中耳炎)、中耳結核
・感染性(ウイルス性)
Hunt症候群(ハント症候群)、Bell麻痺(ベル麻痺)、水痘(水疱瘡)、流行性耳下腺炎(ムンプス:おたふくかぜ)、多発性神経炎、HIV感染
・感染性(細菌性)
髄膜炎、ハンセン病、破傷風、梅毒、Lyme病
・外傷性
側頭骨骨折、顔面外傷、周産期外傷
・手術損傷性
小脳橋角部・内耳道内の手術(真珠腫性中耳炎など)、中耳手術(真珠腫性中耳炎など)、耳下腺手術、顎下腺手術
・腫瘍性
小脳橋角部腫瘍、顔面神経鞘腫、中耳癌、耳下腺腫瘍
・全身性疾患
糖尿病、サルコイドーシス、重症筋無力症、甲状腺機能低下症、膠原病
・神経疾患性
多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、ギランバレー症候群、球麻痺
・先天性
サリドマイド症、口角下制筋形成不全


2.中枢性
 ・脳血管障害性
脳出血、クモ膜下出血、脳梗塞、Wallenberg症候群(ワレンベルグ症候群)
・先天性
橋延髄形成不全


■顔面神経障害患者の原因と頻度

Bell麻痺(ベル麻痺)――――――53%
Hunt症候群(ハント症候群) ―――14%
外傷性――――――――――――5%
手術損傷性――――――――――5%
腫瘍性――――――――――――5%
耳炎性――――――――――――4%
先天性――――――――――――1%
中枢性――――――――――――0.4%
顔面痙攣(けいれん)―――――――6.6%


顔面神経麻痺 顔面神経麻痺2 顔面神経麻痺3

顔面神経麻痺4 顔面神経麻痺5 顔面神経麻痺6

顔面神経麻痺7 顔面神経麻痺8 顔面神経麻痺9

顔面神経麻痺10 顔面神経麻痺11 顔面神経麻痺12

顔面神経麻痺13 顔面神経麻痺14 顔面神経麻痺15

顔面神経麻痺16 顔面神経麻痺17