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メニエール病治療のながれ

1.問診



メニエール病治療

 当院では、まず患者さんからメニエール病になった前後の体の気になる症状、どんな時に気になるのか、めまいや耳の症状が悪化するのか内容をうかがって、症状の原因を突き止めます。

その後、治療内容と今後の方針を極力わかりやすく説明させていただき、患者さんにご納得いただいてから治療に入ります。  男性の場合は社会的立場、環境、生活習慣を考慮します。女性の場合は、どの年代においても女性ホルモンが関係し、女性ならではの症状としてあわられます。

そのためどんな症状でも、女性ホルモンと因果関係があるか確認する「問診」をとても大切に考えています。



2.検査



メニエール病治療

 問診後は、実際にどのような状態なのか、メニエール病によって影響されているのはからだのどこなのか確認するための検査をします。

また、小脳出血等の重篤な要因があるのかも把握しなければなりません。

 症状によっては、すぐ病院に行き処置をしなければならない病気が潜んでいることもありますので、治療前の大事な作業です。また、脈をみることで、自律神経の変化や生理周期の変化も読み取ることができるため確認します。

 検査項目は、西洋医学的な検査に加え、東洋医学的な診断もおこないますので、脈をみたり、お腹の状態を確認したりすることもあります。単純に、デスクワークやスマホの使い過ぎによるめまい、日本女性特有の「なで肩」からおこるメニエール様症状なら、治療と同時に姿勢を気を付けるだけでも楽になってきます。



3.鍼灸治療



メニエール病治療

 問診と検査等の後は、ベッドに横になってリラックスしていただいた状態で治療を開始します。

(上の写真は、わかりやすくするため座っています。)


 体の状態が冷えているのか、硬く緊張しているのか、逆に軟弱になっているのか、一部の組織が炎症反応を起こしているのか、患者さんの主な訴えと関連する部分はあるのかなど把握したうえでその日の体の状態に合わせたツボに鍼灸治療をおこないます。

鍼は髪の毛と同じくらいの太さ0.1mmほど、お灸は、火が直接肌に触れないものを使用していますので、火傷やお灸の痕が残る心配を極力減らします。

お灸にはリラックス効果だけでなく、血行の促進や抵抗力を高めて体を強くしてくれるといった様々な作用があります。また、鍼治療の後にお灸をすることで、治療効果が持続する作用もあります。



4.電気光線療法



メニエール病治療

 患者さんの症状によっては、鍼や灸に加えて、より血行を促すため、運動不足を解消するために電気治療を併用する場合があります。


 電気治療というと「ビリビリ」という痛いイメージが先行しがちですが、実際には眠ってしまうような心地の良いごく微弱な電流を流す程度です。

この治療は体の表面にある皮膚や筋膜、筋肉を刺激して血行を促すものですので、妊娠中の方などでも問題なく受けていただけます。肩は、頭を支えている首の付け根にあり腕や肩甲骨も支えています。


鍼灸治療の後に電気刺激をおこなうことで一気に全身の血行が良くなりめまい、難聴など症状の軽減だけでなく再発も予防することができます。



5.生活指導・アフターケア



メニエール病治療

 メニエール病を発病した原因には、生活環境が大きく関わってきます。家庭での生活、学校での生活、職場での生活の中に、原因となる要因を探り、極力、避ける、受け流すような体制を整えられるように話し合います。今ある症状を何とかするだけでなく、これから再発しないように予防することが重要です。