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感音性難聴

感音性難聴とは、耳にある鼓膜や中耳炎という病名にもなっている中耳(ちゅうじ)と呼ばれる部分よりも内側の障害に起因して聞こえなくなるものをいいます。

音は空気が振動し、耳の穴を通り鼓膜へぶつかってその振動が蝸牛(かぎゅう)と呼ばれる器官まで伝わります。蝸牛で空気の振動が電気信号に変換され、その電気信号が脳へ伝えられてはじめて音として認識されます。
この音の伝達過程の中で蝸牛より外側が障害され引き起こされる難聴を伝音性難聴内側が障害され引き起こされた難聴を感音性難聴とそれぞれ呼んでいます。

感音性難聴の症状としては、難聴のほかに蝸牛の障害として補充現象という音が過剰に聞こえてしまう症状や、高音部分の聴力低下に伴う聞き間違いといった症状が出てきます。

一般的に感音性難聴を発症した場合、構造的な問題から伝音性難聴よりも症状は強く、回復しにくい傾向にあります。突発性難聴やメニエール病、ムンプス難聴などがこの難聴に分類されます。

■感音性難聴患者の聴力の傾向とその障害部位

感音性難聴患者の聴力の傾向 感音性難聴患者の障害部位
感音性難聴は骨導・気導ともに聴力が低下します 蝸牛の内側(ピンク部)に障害が起きています

■伝音性難聴患者の聴力の傾向とその障害部位

伝音性難聴患者の聴力の傾向 伝音性難聴患者の障害部位
伝音性難聴は気導だけが聴力低下します 蝸牛の外側(ピンク部)に障害が起きています