子供のぜんそく
■小児ぜんそくとは
ぜんそくとは、空気の通り道になっている気道が炎症を起こすことで狭くなり、咳こんだり、息が苦しくなってしまう発作性の呼吸困難のことです。 「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と苦しそうに呼吸をしていませんか? 横になるとさらに苦しそうに呼吸をしていませんか? このような状態であれば、ぜんそくの発作が出ている合図です。 横になって寝てしまうと呼吸はさらに苦しくなるので、座った状態で肩やからだ全体で息をするようになります。 赤ちゃんは自分で息苦しさを訴えませんので、呼吸のサインを大人が見落とさないよう注意してください。
![]() 文部科学省実施:平成21年度学校保健統計調査より抜粋 |
■小児ぜんそくの原因
小児ぜんそくの原因はアレルギーによるものがほとんどです。ハウスダストやカビ、ダニ、花粉、食べ物、ペットの毛などに反応します。その他、季節や天候の変わり目、冷たい空気、大気汚染、タバコの煙、ストレス、なども発作の引き金になります。かぜをひくと発作を起こしやすくなるので、冬場はかぜ予防を心がけましょう。
![]() 小児喘息の正常時と発作時の気管支の状態比較(イメージ) |
■小児ぜんそくの治療
病院では、狭くなっている気管支を広げる気管支拡張剤や抗炎症剤(ステロイド)が処方されます。しかし、長く使うと依存性が出てきますので、あまりすすめられません。 ぜんそくの治療は発作を治める治療より、発作が出ないよう予防の治療がとても大切です。 そこで、小児はりはぜんそく予防にとても効果的です。 胸や背中などある、呼吸器に関するツボに小児はりで刺激をします。治療をすることで、発作が起こりにくい体質に変わっていきます。治療中発作が出ていても、次第にぜんそく発作が治まります。また、治療を続けることで発作の頻度がぐんと減りますので、当院には日頃から健康な体作りのために小児はりをしている子供さんが多くいらっしゃいます。 治療以外にも、予防として生活環境を整えることも大切です。ぜんそくの原因になっているものを取り除き、日頃から外の空気を吸わせてください。また、適度に運動をし、少しずつ体を鍛えるようにしましょう。
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| 胸側・背中側の写真で、それぞれ赤く囲っている部分が赤ちゃんの気管支を拡げてくれるツボです | |
![]() 腕にある喘息のツボ 皮膚の上を転がして刺激を与えます |
![]() 背中にある小児喘息のツボ 肺・気管支など呼吸器に関係するツボを刺激します |
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