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Q.小児はりって痛いですか?

いいえ、痛くないですよ。

小児はりとは、軽く皮膚のツボに触れる治療法です。大人と違い、子供さんにはこの程度の刺激で十分効果があります。
小児はりをしている時は、くすぐったくて笑っているお子さんばかりですよ。ご安心ください。

小児鍼 写真1 小児はりって痛い? 写真2

Q.うちの子供は夜泣きがひどいのですが、小児はりでよくなりますか?

はい、大丈夫です。

子供さんが小さいうちは、大人のように「夜だから寝る」というリズムが整っていません。
小児はりで睡眠リズムを司っている自律神経の働きを整えることで、夜まとまった睡眠をとれるようになります。

あまりに夜泣きが多いと、お父さん・お母さんも疲れがとれなくて困りますよね。そんなときはすぐに当院にご相談ください。

夜泣き 写真1 夜泣き 写真2

夜中にぜんそくが出ました。どうしたらいいですか?

ぜんそくは夜中や早朝時によく現れるものです。
まずはお子さんの体を起こしてください。
夜中などの診療時間外でも喘息発作時には24時間対応いたします。診察券に書いてある緊急連絡先までご連絡ください。
また、病院で治療しても落ち着かないぜんそく発作や、その他中耳炎、発熱などでも対応いたしますのでお気軽にご相談ください。

Q.風邪をひきやすい体質って小児はりで変わりますか?

はい、よくなりますよ。風邪をひきやすい子供さんには、鼻やノドなど呼吸器に係わるツボを優しく刺激して、常に健康な状態を保つよう治療していきます。
そうすることで徐々に風邪をひきにくい体に、さらに風邪をひいたとしてもすぐに治る体に変わっていきます。

Q.子供にお灸ってするのですか?

はい、お子さんにもお灸をすることがあります。

例えば、夜尿症、下痢、痔などお子さんのお腹が冷えて調子が悪い時にはお灸をして温めることがあります。
小児はりと同様、お灸も子供用の気持ちのよい温かさのものを使いますので、熱い!など嫌がったりすることはありません。

子供にお灸ってするのですか? 写真1 子供にお灸ってするのですか? 写真2

Q.かんの虫って何ですか?

かんの虫には、お子さんがキーキー言う、手が付けられないほど泣いてどうしようもない、思い通りにならないとすぐに怒り出す、眉間に青スジが現れる、など様々な症状があります。

簡単に言うと、神経が高ぶっている状態のことです。
これを小児はりで落ち着かせれば、このようなお子さんの症状も軽減していきます。

かんの虫 写真1 かんの虫 写真2

Q.子供の皮膚にブツブツができました。鍼でよくなりますか?

はい、子供の皮膚の病気は鍼でよくなります。まずは、皮膚の症状の原因を探ることです。
皮膚炎といっても、よだれやおむつのかぶれ、蕁麻疹(じんましん)、アトピー性皮膚炎、水疱瘡(みずぼうそう)、手足口病、水虫、たむしなどさまざまです。
子供の鍼治療は、刺さない鍼で皮膚を刺激することで、本来持っている回復力を活性化させます。その効果として、薬を使わなくても皮膚の症状が改善されます。

Q.子供の口の周りが赤く腫れています。何の病気でしょうか?

もっとも考えられることは、よだれによるかぶれです。
赤ちゃんは水分が多いもの、また、体温も大人と比較すると高めです。子供はよだれを垂らしやすく、拭いているうちにだんだんとかぶれてきます。よだれを垂らすのは成長する証拠、赤ちゃんの仕事なのですが、かぶれるのはよくありません。子供の鍼治療なら皮膚を丈夫にしてかぶれにくい状態にすることがあります。
同様に現れやすい症状がおむつかぶれです。症状がひどくなる前に対処しましょう。

よだれによるかぶれ
よだれによるかぶれ
よだれによるかぶれ:治療後
よだれによるかぶれ:治療後

Q.蚊に刺されたようなブツブツが急にたくさんできました。鍼でよくなりますか?

たぶん蕁麻疹(じんましん)と考えられます。
蕁麻疹は、卵や甲殻類などの食物アレルギー、また花粉やハウスダストなどのアレルギーによって急激に症状が現れます。一般的には、ステロイド薬で治療しますが、副作用が強く、子供のうちから極力使ってほしくない薬となります。
そんな時こそ効果を発揮するのが鍼灸治療です。下の写真は成人男性の腕にできた蕁麻疹ですが、1回の治療でほとんど消えてなくなりました。治療後、再度、原因物質に被爆しなければ落ち着きますが、アレルギー体質はすぐにはよくなりません。症状を落ち着かせてから体質改善の治療もしておくと安心です。


蕁麻疹のできた腕
蕁麻疹のできた左腕
蕁麻疹治療後の腕
蕁麻疹治療後の左腕

Q.小児はりでアトピーもよくなりますか?

はい、よくなりますよ。
小児はりで皮フを強くするツボや体の余分な熱をとるツボを優しく刺激することで赤みやかゆみ、皮フの乾燥を抑えます。

アトピーはアレルギー体質が原因なので即効性を求めるのは難しいですが、継続的に治療すると皮フの再生力が高まり、アレルギー反応が出にくくなってきますので、アトピー症状に悩むことなく楽に過ごせるようになります。

アトピー性皮膚炎1
半年間ステロイドを使用していた手
アトピー性皮膚炎2
16歳アトピーの足首
アトピー性皮膚炎3
16歳アトピーの首
アトピー性皮膚炎4
10年間ステロイドを使用したアトピーの腕

Q.小児喘息(ぜんそく)に効くツボはありますか?

はい、背中に肺兪(はいゆ)という代表的なツボなどがあります。

他にも肺や気管支など呼吸器に関するツボがたくさんありますので、それらをお子さんの症状に合わせて選択し治療すると、治療中から次第にぜんそく発作が治まります。

また、治療を続けると発作の頻度がぐんと減りますので、日頃から健康な体作りのために小児はりをしている子供さんが多いです。
喘息(ぜんそく)は気圧の変化が激しい春先に発作が起きやすいため、3月くらいから予防のための治療をしておけば、この時期の発作をかなり押さえることができます。

小児ぜんそくに効くツボは? 写真1 小児ぜんそくに効くツボは? 写真2
胸側・背中側の写真で、それぞれ赤く囲っている部分が赤ちゃんの気管支を拡げてくれるツボです

Q.子供でも難聴になりますか?

最近では子供の難聴も増加傾向にあります。子供の場合、子供自身も、親も難聴になったことに気が付かないことがありますので注意が必要となります。

Q.子供の難聴の原因はなんですか?

子供は大人以上に純粋で感受性が豊かです。そのため、席替え、クラス替え、受験、転校など、環境の変化に精神的ストレスを感じてしまい発症することがあります。
また、時々あるのがこれらがなくても聞こえに関係する血管の循環障害、運動などで急激に血圧が上がり、聞こえに関係する部分につながる細い血管が切れてしまう、または虚血状態に陥って発症するケースがあります。

Q.子供の難聴にはどんな検査をしますか?

難聴の検査でまずおこなうのが聴力検査です。この検査で、どの程度まで聞こえるのか確認します。また、原因部分を特定するため、CTやMRIで頭の中に腫瘍や、異常がないか確認します。そして、鼓膜の動きが正常かどうかの確認もするときもあります。

子供の聴力検査には問題もあります。それは、子供が幼すぎて検査ができない場合、または、遊んでしまい正しい判断をしてくれない場合があります、そのため、脳波で聴力を調べて正しい反応を確認することもあります。
この検査は、聴力検査同様にヘッドホンを耳につけ、頭に張り付けた電極で脳波の反応を確認します。痛くもなく、理性関係なく生理的に脳が反応しているかどうか確認できるため、幼い子供ほど検査で使用する方法です。

Q.子供の難聴は鍼で治りますか?

もちろん効果はあります。問題なのは、小さいお子さんほど、自分も親も難聴になったことに気が付かないことがあり、期間がたってから健康診断などでようやく発見することです。 この場合、発症からかなり時間が経過しているため、治療効果が期待できなくなる場合もあります。どんな病気にも言えることですが、早期発見、早期治療が望ましいです。

Q.子供のムンプス難聴は鍼で治りますか?

当院には、おたふくかぜをひいたあとにムンプス難聴になり来院される患者さんはたくさんいます。
ムンプス難聴は、かなり高度の難聴になっている場合が多く、完治は難しいものです。
ただ、完治はできなくても、少しずつ症状の変化が出る時もあります。それは数か月後であったり、数年後にみられるときもあります。
子供が成長期であること、そして、感受性豊かな子供を普段から治療、管理することで回復の可能性は出てきます。過剰の期待はさせたくありませんが、お子さんの将来を考えたときに、後悔しないよう、今できることはおこないたいと思っています。

Q.子供の難聴にはどんな治療をしますか?

子供の難聴の治療は、ほとんどが刺さない、軽く皮膚のツボに触れる鍼を使用する治療法です。大人と違い、子供は感受性が豊かです。この程度の刺激で十分効果があります。 小児はりをしている時は、くすぐったくて笑っているお子さんや眠ってしまうお子さんばかりですよ。ご安心ください。

子供鍼
子供の鍼の写真
子供の難聴治療風景
子供の鍼治療風景

Q.子供の突発性難聴に効くツボを教えてください

子供の突発性難聴のツボ ■子供の突発性難聴のツボ

突発性難聴の治療に効果のあるツボは大人と変わりません。 一般的には、突発性難聴に効果のある耳の周りのツボとして、
耳門(じもん)、聴宮(ちょうきゅう)、聴会(ちょうえ)
などがあります。
また、首回りや、肩甲骨の間も皮ふ、筋肉の緊張が強い傾向にあります。子供は、聞こえにくい、耳鳴りがするなどの症状によって精神的ストレスが強く、自律神経のバランスが乱れてしまいます。そのため、自律神経のバランスを整えることも治療、再発防止の近道といえるでしょう。
鍼灸は患者さん一人ひとりの体質、状態に合わせて治療をおこなうため、同じツボでも刺激方法、刺激量が違ってきます。
子供の場合、皮膚を刺激するだけの刺さない鍼を使用するだけで変化が出てきます。

Q.難聴になった子供の家庭での注意点はありますか?

大人も子供も一緒ですが、規則正しい生活を送ることです。
特に夜更かしは難聴の大敵です。十分な睡眠をとることで体は回復しようと働いてくれます。
また、ストレスを溜めない、発散することも重要な注意点となります。 子供の精神的な異変に気づいたらそれとなく話を聞いてください。

Q.難聴になってからプールに入っても構いませんか?

海やプールでの水泳は特に問題ありません。ただし、注意事項が二点あります。
一点目は、水泳の後に耳の中に水を残さないこと。そして、二点目は水泳後の耳掃除の際に耳の中を深く、強く擦りすぎないことです。

注意事項さえ守れば、難聴治療中だからといって水泳を控える理由はありません。 健康のためにも、できるだけ運動をするようにしましょう!