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ブログ : ぜんそく: 2020年11月
3週間以上続く「せき」は要注意!何の病気?その対処法は?
・風邪は治ったのにせきだけが止まらない
・夜、寝る時になるとせきが止まらなくなる
そんな原因不明?のせきに悩まされていませんか?
結論から言うと、
「咳喘息(せきぜんそく)」
かもしれません。
喘息といえば、
子供が「ヒューヒュー、ゼーゼー」
と苦しそうに息をしていると想像するかもしれません。
しかし、喘息にはいくつか種類があります。
喘息は
・小児喘息
・成人喘息
・咳喘息
があり
・アトピー型
・非アトピー型
に分類分けします。
今回のお題になっている咳喘息とは
・喘息のようなヒューヒューという喘鳴がない
・咳だけが長時間続く
・多くは風邪などの感染症がきっかけとなって起こる
病気です。
もし、以下のような症状が一つでも当てはまれば
咳喘息かもしれません。
咳喘息の出る場所である気管は、その機能が自律神経に支配されています。
そして、昼間の活動している時間帯には、咳を抑制させる効果のある交感神経が活発に働いています。
しかし、眠気を覚える夜中の時間帯には、リラックスする働きの副交感神経が優位になります。
また、姿勢も自律神経に関わりがあり、立位や座位など体を起こしている姿勢では交感神経が、
逆に、仰向けやうつ伏せなど横になっている姿勢では副交感神経が優位に働きます。
このような自律神経の特徴が気管の機能が弱くなっている時に大きく影響を受けるため、
夜、布団に入っている時に咳の発作が起きやすくなってしまいます。
病院での咳喘息の治療で、β₂刺激薬が使用されるのもこのことが理由になります。
一般的に、咳喘息には、飲み薬や吸入での対症療法が多いですが
実は、咳喘息には鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療の特徴は、自律神経である交感神経と副交感神経の機能を意図的に調節することが可能で、
かつ、弱った呼吸器機能自体を治療することもできます。
また、ステロイドのような副作用もないため、
小さなお子さんから、妊婦さん、高齢の方、癌や難病の治療を進行中の方でも鍼灸治療をおこなうことが可能です。
最近、咳がよく出るな、出だすとなかなか止まらないなと感じた時は、一日でも早く鍼灸治療をしましょう。
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