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コロナ禍で加速するスマホ難聴とヘッドホン難聴の対策

昭和のヒーローといえば 石原軍団や戦隊モノですが

彼らだけでなく
ウォークマンのCMに登場する主人公も
ヒーローを代表する1人ではないでしょうか?


お猿さんがイヤホンをつけて音楽を聞く姿が
なんとも哀愁漂い印象に残っています。


まさに今、この情景が問題となっています。


2年前WHO(世界保健機構)は、音楽プレイヤーやスマートフォンを危険な音量で使用したり、クラブやライブイベントなどで大音量にさらされていることによって、世界で11億人もの若者(12~35歳)が携帯型音楽プレーヤーやスマートフォンなどによる音響性難聴のリスクを背負っていると警鐘を鳴らしています。


厚生労働省e-ヘルスネットでは


ヘッドホン難聴を



ヘッドホンやイヤホンを使い、大きな音量で音楽などを聞き続けることにより、音を伝える役割をしている有毛細胞が徐々に壊れて起こる難聴です。少しずつ進行していくために初期には自覚しにくく、とはいえ失った聴覚は戻りません。大きすぎる音量で聞かない、長時間連続して聞かずに定期的に耳を休ませるなどの予防が重要となります。


・・・・中略


ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)は、じわじわと進行し、少しずつ両方の耳の聞こえが悪くなっていくため、初期には難聴を自覚しにくいことが特徴です。他の症状として、耳閉感(耳が詰まった感じ)や耳鳴りを伴う場合があります。重症化すると聴力の回復が難しいため、そのような耳の違和感に気づいたら早めに受診することが大切です。



と記載しています。


また


アメリカのジェニファー・ディール氏らによる論文では



難聴である人は、10年間のうちに認知症を発症する確率が50%、うつ病になる危険性が40%、転倒する危険性が30%高いという結果が報告されています。



とも報告してます。


そして、コロナ禍のストレス、リモートワークやスマホ利用の急増により突発性難聴の患者が増えることに追い打ちをかけています。

耳鳴りや難聴、めないなどの症状は薬を飲んでもなかなか回復しません。

質の良い睡眠、食事、ストレス解消、鍼灸治療が効果的です。


奇しくも今月3月3日は耳の日


耳にかかる負担を見直し労るにはいい機会ではないでしょうか


突発性難聴専門外来


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40代からは要注意!?モスキート音も聞こえなくなる聴力低下と検査方法

聴力検査と慢性難聴の治療

最近のAC JAPAN 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のCMをご存知でしょうか?
マッチこと近藤真彦さんがコンサートでファンの声が聞こえないことを表現している映像です。

ラジオCMでは

~~~~~~~~~~

近藤真彦さん:みんなぁ マッチでーす!

会場の皆さん:イエ~イ

近藤真彦さん:声が小さいなぁ。

会場の皆さん:イエ~イ

近藤真彦さん:まだまだぁ! 行くぜー!

会場の皆さん:イエ~イ

ナレーション:それ聞こえにくさのせいかも。

聞きかえし、聞き間違いが多くなったら

耳鼻科での聴力検査をおすすめします。

聞こえにくさを放っておくと

社会的孤立やうつ病、認知症につながるから。

近藤真彦さん:マッチ60歳。聴力検査、デビューします。

会場の皆さん:イエ~イ

会場のお1人:マッチ ステキ!

近藤真彦さん:よく聞こえません。もう1回!

会場の皆さん :受けている笑い声)

~~~~~~~~~~

  1. 声が小さく聞こえる
  2. 聞き返すことが増えた

このような症状は、聞こえが悪くなってきているサインです。

聞きかえし、聞き間違いが多くなったら聴力検査をしましょう。

身近なことで確認するには

  1. 換気扇の音やエアコンの動作音
  2. モスキート音

以上のような音は聞こえますか?

★モスキート音で年齢チェック★
慢性難聴とモスキート音

モスキート音とは、以前に話題になった、都会の地下鉄の階段や公園のトイレ周辺に設置された機械から流れる音で、モスキート=蚊の「プ~ン」という高い小さな音です。

年齢に伴う聴力低下の特徴は、特に40歳を過ぎた頃から2000Hzを堺に下がり始めやすいことです。

人間が聞き取れる周波数(音の高さ)は、20Hzから20,000Hzといわれています。

聴力低下は20代より徐々に始まり、自覚がないのが一般的で、年齢とともに周波数の高い音は徐々に聞きにくくなります。

モスキート音は、8000Hz、9000Hzなどかなり高い音になりますので、年令による聴力低下の度合いが顕著に出やすい音だと言えます。

普段の生活で、耳に入る音の刺激が少なくなると「うつ病」や「認知症」の原因へとつながります。

逆に、聴力を維持することができればいつまでも元気に楽しく生活することができます。

聞こえにくくなった時、病院での治療はありません。聴力低下が進むと、補聴器をつけるくらいです。

慢性難聴の治療

しかし、治療法、予防法が無いわけではありません。

当院の場合、突発性難聴など、難聴の治療を専門におこなっています。

難聴発症の原因、聴力低下の原因は、耳に栄養がいかなくなり機能が衰えてくる状態です。

耳に栄養を送るためには、首肩の凝りや緊張を改善し、耳に栄養をたくさん送ることが大前提です。

同時に耳に関連する血流循環を治療することで治療も予防も可能になります。

聴力低下は、20代から徐々に始まります。40代を過ぎると公私ともに忙しくなり疲れも取れにくくなります。

すでに中耳炎や突発性難聴、メニエール病等を経験の方は、早めに予防の聞こえ専門鍼灸治療をおすすめします。


こどもの難聴が急増しています!こんな時、治療はどうすればいいの?

子どもの難聴

子どもの難聴が急増していることをご存知ですか?

特にコロナ禍からの生活環境の変化で、免疫力の低下から発病してしまうことが多くみられます。
特に、インフルエンザやコロナ、RSウイルスに感染した後に難聴を発症するケースが増えています。

  • 声掛けに反応しない
  • 聞き直す
  • 聞き間違える

などの変化が現れた時は要注意です。

どの程度聞こえているの?


一般的に難聴の症状があらわれた時、耳鼻科では聴力検査をします。

↑上のイラストは聴力検査で聞こえの程度をあらわしたものです。

左側縦の数字が音の大きさで、「0(上)」に近いほど小さい音でも聞こえています。
下の横に並んでいる数字は、音の高さをあらわしていて、数字が小さいほど低い音、数字が大きいと高い音を聞いたときの反応を示しています。

「◯」は右側の耳の検査結果をあらわしていて、例えば、上のイラストでは、右耳で250Hzの音を出した時、聞き取れる大きさは75dBという大きな音を出さないと聞こえていないということになります。
 

子ども難聴専門の鍼灸治療


子どもの聞こえの変化に気が付き、耳鼻科を受診した場合、年齢にもよりますが、聴力検査をします。そして、聴力が低下した時に行う治療は、ステロイドが第一選択となる場合が多いです。

しかし、ステロイドを使用しても回復しなかった場合は、効果的な治療法がなくなってしまいます。

このような状況の時に活用できるのが、「子ども難聴専門」の鍼灸治療です。

子ども難聴専門の鍼灸治療では、ほとんどが刺さない鍼を使用し、全身の自律神経機能を整え回復力を高めながら耳自体の治療をおこないます。

鍼灸治療するとどうなるの?


↑上のイラストは、実際の患者さんの治療経過です。
H21年7月に右突発性難聴を発症、8月の検査ではほとんど全部の音が聞こえていない状態でした。病院に入院し、ステロイド点滴治療をおこないましたが回復せずに、経過観察のみの治療に変更され、他に治療法はないのかと探して当院へ来院されました。

当院での治療を8月に開始し、週2回の治療をおこなっていました。イラストは日時が間違っていますが、11月の耳鼻科受診時に聴力検査をおこなったところ、音全域で大幅な回復があり、そのまま鍼灸治療を継続、翌年4月の診察日の検査ではさらに回復する結果となりました。

患者さんすべてがこのような劇的な改善するとは限りませんが、もともと薬が聞きにくい難聴治療の場合は、体の治癒力を高める鍼灸治療がより効果的になります。
お子さんの難聴に気がついた時は、お早めにご相談ください。


妊娠中でステロイドが使えない時の突発性難聴の治療

妊娠中に、突然聞こえなくなりました。
すぐに婦人科へ行きましたが専門外ということで耳鼻科をすすめられ、耳鼻科を受診。
耳鼻科で聞こえの検査をして、やっと「突発性難聴」と診断されましたが。
妊娠中ということもあり、婦人科の先生と相談してくださいと言われ、治療できずにまた婦人科へ行くことに。

婦人科では、妊娠中だからと、一応胎児に影響がないと言われている少量のステロイドを処方されました。

薬の量が少なかったのか2週間経っても症状は変わらず悩んでいました。

ちょうど知人が逆子の治療で通っていた鍼灸院で妊娠中に難聴になりやすくて治療をしている話を思い出したと教えてもらい鍼灸院に相談しました。

すぐに治療の予約をして週2回の治療をおこない、治療を始めて2回目の治療から聞こえに変化があらわれ、5回目の治療後にはほとんど正常範囲に回復しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
このような妊娠中のトラブルはよくあるケースです。

婦人科専門の治療をおこなっている当院では、妊娠中の各種トラブルに対応できます。

特に、突発性難聴の治療はお早めにご相談ください。
お母さんにも赤ちゃんにも副作用なく安全に治療ができます。



低音難聴にご用心! 低音障害型感音性難聴の治療法

低音障害型感音性難聴という病気を
聞いたことはありますか?
 
急に聞こえなくなることから
急性低音障害型感音難聴とも呼ばれます
 
この病気は
内耳の異常により発症します
蝸牛型メニエールとも呼ばれ
めまいを伴わないメニエール病との認識もあります
 
20~40代女性に多く
初期症状は
耳鳴りや耳のつまりがあらわれます
 
その他の特徴としては

・なんとなく聞き取りづらい
・複数人、騒がしいところでの会話が分かりにくい
・離れたところからの呼びかけに気づかない
・低音の耳鳴り
・耳に水が入っているように感じる

などがあります
 
 
低音障害型感音性難聴は
低音域のみ聞こえにくくなり
難聴のレベルも軽度のため
対面での日常会話には大きな影響がなく
発症していることに気づかないケースも
多いです
 
また再発も繰り返すため
症状がなくなったから治ったと思い
治療をせず放っておくと
症状がどんどん悪化してしまいます
 
 
発症の原因は
睡眠不足・ストレス・慢性的な疲れから
自律神経が乱れ体の緊張が強くなり
内耳の異常に繋がることから
 
受験や期末試験など試験勉強の後に
発症する学生さんも多く見られます
 
近年では
新型コロナウイルスの影響で生活スタイルが変化したことで
発症する方も急増しています
 
 
低音障害型感音性難聴は
ステロイド治療が第一選択なのですが
 
耳の構造上
ステロイドが効きにくく
なかなか思うように回復する人は少ないです
 
そんな時効果を発揮するのが
難聴専門の鍼灸治療です
 
鍼灸治療には
 
・自律神経を整えストレスを緩和
・血行の改善
・自己免疫力の向上
 
の効果があり
その結果として
障害部位の内耳に作用して
難聴を改善することができます
 
低音障害型感音難聴でお悩みの方
再発を繰り返している方
 
お早めにご相談ください


おたふく風邪が原因のムンプス難聴は回復する可能性があります。



おたふく風邪が原因のムンプス難聴は回復する可能性があります。
 
ムンプス難聴は、最も回復が難しいとされる難聴の一つです。
 
ムンプスとはおたふく風邪(流行性耳下腺炎)の原因となる「ムンプスウイルス」のことで、この病気にかかると顔、特に耳の下がおたふくのように腫れ上がり高熱します。
 
特に3〜9歳に発症しやすく、症状の一つとして難聴が現れることがあります。高度難聴、そして子供が聞こえなくなったことに気づかず発見が遅くなることから回復が難しいとされています。
 
一般的には、40〜90db程度の中等度の難聴であれば補聴器を使って改善できることもあります。
 
90db以上の高度難聴になると補聴器での改善は難しくなり、人工内耳に移行せざるを得ない部分があります。
 
しかしながら、人工内耳はムンプス難聴の大半を占める一側性の難聴では保険適応にならないため、ムンプス難聴例での人工内耳の適応はあまり多くありません。
 
そのため、鍼灸治療しか回復の可能性がない場合が多いです。
 
ムンプス難聴でお悩みの際は、お早めにご相談下さい。

難聴専門外来
剛鍼灸治療院
愛知県豊川市萩山町1-5
tel:0533-84-5963

トップ画像は
鍼灸治療前後の聴力の変化です
 
■5歳女性
発症年月日:2009年7月
初診日:2009年9月
治療前検査日:
2009年8月
 
治療中検査日:
2009年12月
 
治療中検査日:
2010年4月
 
備考:ムンプス難聴

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