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ブログ
妊娠中でステロイドが使えない時の突発性難聴の治療
妊娠中に、突然聞こえなくなりました。
すぐに婦人科へ行きましたが専門外ということで耳鼻科をすすめられ、耳鼻科を受診。
耳鼻科で聞こえの検査をして、やっと「突発性難聴」と診断されましたが。
妊娠中ということもあり、婦人科の先生と相談してくださいと言われ、治療できずにまた婦人科へ行くことに。
婦人科では、妊娠中だからと、一応胎児に影響がないと言われている少量のステロイドを処方されました。
薬の量が少なかったのか2週間経っても症状は変わらず悩んでいました。
ちょうど知人が逆子の治療で通っていた鍼灸院で妊娠中に難聴になりやすくて治療をしている話を思い出したと教えてもらい鍼灸院に相談しました。
すぐに治療の予約をして週2回の治療をおこない、治療を始めて2回目の治療から聞こえに変化があらわれ、5回目の治療後にはほとんど正常範囲に回復しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
このような妊娠中のトラブルはよくあるケースです。
婦人科専門の治療をおこなっている当院では、妊娠中の各種トラブルに対応できます。
特に、突発性難聴の治療はお早めにご相談ください。
お母さんにも赤ちゃんにも副作用なく安全に治療ができます。
カテゴリ:
2023年3月23日 16:17
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40代からは要注意!?モスキート音も聞こえなくなる聴力低下と検査方法
最近のAC JAPAN 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のCMをご存知でしょうか?
マッチこと近藤真彦さんがコンサートでファンの声が聞こえないことを表現している映像です。
ラジオCMでは
~~~~~~~~~~
近藤真彦さん:みんなぁ マッチでーす!
会場の皆さん:イエ~イ
近藤真彦さん:声が小さいなぁ。
会場の皆さん:イエ~イ
近藤真彦さん:まだまだぁ! 行くぜー!
会場の皆さん:イエ~イ
ナレーション:それ聞こえにくさのせいかも。
聞きかえし、聞き間違いが多くなったら
耳鼻科での聴力検査をおすすめします。
聞こえにくさを放っておくと
社会的孤立やうつ病、認知症につながるから。
近藤真彦さん:マッチ60歳。聴力検査、デビューします。
会場の皆さん:イエ~イ
会場のお1人:マッチ ステキ!
近藤真彦さん:よく聞こえません。もう1回!
会場の皆さん :受けている笑い声)
~~~~~~~~~~
- 声が小さく聞こえる
- 聞き返すことが増えた
このような症状は、聞こえが悪くなってきているサインです。
聞きかえし、聞き間違いが多くなったら聴力検査をしましょう。
身近なことで確認するには
- 換気扇の音やエアコンの動作音
- モスキート音
以上のような音は聞こえますか?
モスキート音とは、以前に話題になった、都会の地下鉄の階段や公園のトイレ周辺に設置された機械から流れる音で、モスキート=蚊の「プ~ン」という高い小さな音です。
年齢に伴う聴力低下の特徴は、特に40歳を過ぎた頃から2000Hzを堺に下がり始めやすいことです。
人間が聞き取れる周波数(音の高さ)は、20Hzから20,000Hzといわれています。
聴力低下は20代より徐々に始まり、自覚がないのが一般的で、年齢とともに周波数の高い音は徐々に聞きにくくなります。
モスキート音は、8000Hz、9000Hzなどかなり高い音になりますので、年令による聴力低下の度合いが顕著に出やすい音だと言えます。
普段の生活で、耳に入る音の刺激が少なくなると「うつ病」や「認知症」の原因へとつながります。
逆に、聴力を維持することができればいつまでも元気に楽しく生活することができます。
聞こえにくくなった時、病院での治療はありません。聴力低下が進むと、補聴器をつけるくらいです。
しかし、治療法、予防法が無いわけではありません。
当院の場合、突発性難聴など、難聴の治療を専門におこなっています。
難聴発症の原因、聴力低下の原因は、耳に栄養がいかなくなり機能が衰えてくる状態です。
耳に栄養を送るためには、首肩の凝りや緊張を改善し、耳に栄養をたくさん送ることが大前提です。
同時に耳に関連する血流循環を治療することで治療も予防も可能になります。
聴力低下は、20代から徐々に始まります。40代を過ぎると公私ともに忙しくなり疲れも取れにくくなります。
すでに中耳炎や突発性難聴、メニエール病等を経験の方は、早めに予防の聞こえ専門鍼灸治療をおすすめします。
2024年9月18日 16:05
こどもの難聴が急増しています!こんな時、治療はどうすればいいの?
子どもの難聴が急増していることをご存知ですか?
特にコロナ禍からの生活環境の変化で、免疫力の低下から発病してしまうことが多くみられます。
特に、インフルエンザやコロナ、RSウイルスに感染した後に難聴を発症するケースが増えています。
- 声掛けに反応しない
- 聞き直す
- 聞き間違える
などの変化が現れた時は要注意です。
どの程度聞こえているの?
一般的に難聴の症状があらわれた時、耳鼻科では聴力検査をします。
↑上のイラストは聴力検査で聞こえの程度をあらわしたものです。
左側縦の数字が音の大きさで、「0(上)」に近いほど小さい音でも聞こえています。
下の横に並んでいる数字は、音の高さをあらわしていて、数字が小さいほど低い音、数字が大きいと高い音を聞いたときの反応を示しています。
「◯」は右側の耳の検査結果をあらわしていて、例えば、上のイラストでは、右耳で250Hzの音を出した時、聞き取れる大きさは75dBという大きな音を出さないと聞こえていないということになります。
子ども難聴専門の鍼灸治療
子どもの聞こえの変化に気が付き、耳鼻科を受診した場合、年齢にもよりますが、聴力検査をします。そして、聴力が低下した時に行う治療は、ステロイドが第一選択となる場合が多いです。
しかし、ステロイドを使用しても回復しなかった場合は、効果的な治療法がなくなってしまいます。
このような状況の時に活用できるのが、「子ども難聴専門」の鍼灸治療です。
子ども難聴専門の鍼灸治療では、ほとんどが刺さない鍼を使用し、全身の自律神経機能を整え回復力を高めながら耳自体の治療をおこないます。
鍼灸治療するとどうなるの?
↑上のイラストは、実際の患者さんの治療経過です。
H21年7月に右突発性難聴を発症、8月の検査ではほとんど全部の音が聞こえていない状態でした。病院に入院し、ステロイド点滴治療をおこないましたが回復せずに、経過観察のみの治療に変更され、他に治療法はないのかと探して当院へ来院されました。
当院での治療を8月に開始し、週2回の治療をおこなっていました。イラストは日時が間違っていますが、11月の耳鼻科受診時に聴力検査をおこなったところ、音全域で大幅な回復があり、そのまま鍼灸治療を継続、翌年4月の診察日の検査ではさらに回復する結果となりました。
患者さんすべてがこのような劇的な改善するとは限りませんが、もともと薬が聞きにくい難聴治療の場合は、体の治癒力を高める鍼灸治療がより効果的になります。
お子さんの難聴に気がついた時は、お早めにご相談ください。
2024年4月18日 13:43
低音難聴にご用心! 低音障害型感音性難聴の治療法
聞いたことはありますか?
急に聞こえなくなることから
急性低音障害型感音難聴とも呼ばれます
この病気は
内耳の異常により発症します
蝸牛型メニエールとも呼ばれ
めまいを伴わないメニエール病との認識もあります
20~40代女性に多く
初期症状は
耳鳴りや耳のつまりがあらわれます
その他の特徴としては
・なんとなく聞き取りづらい
・複数人、騒がしいところでの会話が分かりにくい
・離れたところからの呼びかけに気づかない
・低音の耳鳴り
・耳に水が入っているように感じる
などがあります
低音障害型感音性難聴は
低音域のみ聞こえにくくなり
難聴のレベルも軽度のため
対面での日常会話には大きな影響がなく
発症していることに気づかないケースも
多いです
また再発も繰り返すため
症状がなくなったから治ったと思い
治療をせず放っておくと
症状がどんどん悪化してしまいます
発症の原因は
睡眠不足・ストレス・慢性的な疲れから
自律神経が乱れ体の緊張が強くなり
内耳の異常に繋がることから
受験や期末試験など試験勉強の後に
発症する学生さんも多く見られます
近年では
新型コロナウイルスの影響で生活スタイルが変化したことで
発症する方も急増しています
低音障害型感音性難聴は
ステロイド治療が第一選択なのですが
耳の構造上
ステロイドが効きにくく
なかなか思うように回復する人は少ないです
そんな時効果を発揮するのが
難聴専門の鍼灸治療です
鍼灸治療には
・自律神経を整えストレスを緩和
・血行の改善
・自己免疫力の向上
の効果があり
その結果として
障害部位の内耳に作用して
難聴を改善することができます
低音障害型感音難聴でお悩みの方
再発を繰り返している方
お早めにご相談ください
2022年11月 5日 14:43
おたふく風邪が原因のムンプス難聴は回復する可能性があります。
おたふく風邪が原因のムンプス難聴は回復する可能性があります。
2021年7月 3日 14:56
急性低音障害型感音難聴
近年、急増している急性低音障害型感音難聴。
急性低音障害型感音難聴とは、ある日「突然」に「片方の耳」の「低音域だけが聞こえなくなる」 病気です。
発症は、ストレスや疲労、インフルエンザなどの感染症をきっかけに内耳の血液循環に影響をきたすことで内耳のリンパ液が貯留するためと考えられています。この病気は再発しやすいため、再発を繰り返していくうちに激しいめまいを伴うメニエール病に移行する例も少なくありません。
人は20Hz〜20,000Hz程度の音域が聞き分け可能であるとされていますが、低音難聴にかかると、通常聞き取れるはずの音域の中で最も低い500Hz以下の低音域が聞き取れなくなる傾向にあります。
低音難聴で聞き取れなくなる音域は、日常会話で使われる人の声の高さに相当することから生活の質(Quality Of Life=QOLと言います)を考える上でとても重要だとされています。
なお、聴力検査では125Hz、250Hz、500Hz、1,000Hz、2,000Hz、4,000Hz、8,000Hzを測定しますが、聴力検査表の中央より左側の数値が低い場合が低音難聴と診断されます。
会話に重要な音の高さは500Hz〜2,000Hzとされていますが、500Hz以下の音域に聴力低下が起こると声がこもって聞こえたり、全体的に聞き取りにくくなるといった症状が現れます。
また、逆に500Hz以上の音が聞こえなくなると言葉を歯切れよく聴くために重要な「子音成分」が聞き取れなくなるため、聞き間違いを起こしやすくなります。
急性低音障害型感音難聴は、一般的な突発性難聴と比べ治りやすいですが、症状が長引いたり、再発を繰り返す傾向にありますので注意が必要です。また、再発するたびに治りにくく、重症化しやすいのでしっかり治療する必要があるといえます。
もともと、難聴の原因部位である内耳は、構造上の問題からステロイド治療が効きにくいとされ、実際、なかなか回復できずに鍼灸治療を希望する患者さんが少なくありません。
低い音だけ聞こえない時、急性低音障害型感音難聴と診断されてお悩みの際はご相談ください。
突発性難聴専門外来
2021年5月12日 15:00