HOME > 症状別Q&A > 視神経乳頭炎

症状別Q&A : 視神経乳頭炎

どんな人がなりやすいですか?

比較的小児に多く見られます。
欧米の方で多くみられるなど、種族差もあるようです。

根本的には、目をよく使う方やストレスをためやすい方が目の血行不良を引き起こしてかかりやすいです。

治療をしてどのくらいで変化が出てきますか?

症状によりますが、軽度のものであれば数回の治療で治ります。
症状に合わせて定期的に治療を続ける必要があります。

視力は回復しますか?

色々な原因で起こりますが、軽症または単純性のものや他の病気によって引き起こされた視神経乳頭炎でなければ治療により自然回復が可能です。

失明することはありますか?

あります。

視神経炎とは眼球と脳をつないでいる神経に炎症が起こり視力に障害を来たし、放置すれば失明につながることも多い重大な病気です。

目薬は使ってもいいのですか?

医師が処方する点眼薬は、ビタミン系の物が多いですのでその範疇の物であれば構いません。
出来れば処方されたものを使用し、市販の物は医師に相談してください。

どんな治療をするのですか?(目に刺すのですか?)

局所治療として「こめかみ」にある太陽(たいよう)と首の後ろにある天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)などのツボを刺激します。

視神経乳頭炎が鍼(はり)で治るんですか? 

個人差はあるものの充分に回復可能です。
基本的には早期治療、安静が必要となります。

どのような症状がでますか?

主な症状として、急激な視力低下や視界が狭くなる視野狭窄(きょうさく)、視野の真ん中に黒く見えない部分が小さく出来たりする中心暗点と言ったものがあげられます。

視神経乳頭炎患者の多くは眼底検査で視神経乳頭の充血および腫れが認められます。
多くのケースは片目だけに症状が見られますが、急速にもう一方の目にも発症し両目を失明することもあります。

TOP