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症状別Q&A 8ページ目

入院中でも鍼灸治療はできますか?

治療することはできますが、入院している病院に施設内での鍼灸治療の許可を取るか、当院までご来院いただく必要があります。

鍼灸治療をするとどれくらいで治りますか?

症状や原因にもよりますが寝違えやぎっくり腰などの急な症状でしたら2~3回の治療で回復してくることが多く、中には1回の治療でよくなる場合もあります。
 
日々の積み重なった疲れや痛みをすぐに取りきることは難しく、良くなったと実感していただくには週に1~2回の治療を5~6回ほど続ける必要があります。
なぜなら一度良くなっても同じ生活環境が続くことで症状を繰り返してしまうことが多く
継続して治療することが大切なのです。

調子が良くなったら治療したらダメなの?

鍼灸院で治療を受ける第一の目的は症状を治すことですよね。
初めて治療を受けたときに気になっていた症状が今ないのなら治ったと解釈してもいいと思います。

しかし、なかには腰部脊柱管狭窄症のような骨の変形が原因で症状があらわれている場合、症状は楽になっても骨の変形は鍼灸治療では治すことはできません。このような場合、症状が完全になくなることはなく、上手く付き合っていかなければいけないものもあります。

症状がなくなったと感じた時点で治療を終わらせるのも一つですが、再発を防ぐための治療も大切だと考えています。
当院では「笑顔あふれる快適な暮らしを応援したい」をモットーに安全、安心な治療を追求しているため、今ある症状を改善できるよう努めています。

紹介状をもらわないと鍼灸治療を受けられませんか?

紹介状がなくても鍼灸治療はできます。
当院来院時には、問診や検査等で診断し治療プランをご説明してから治療をおこないます。

鍼灸院で健康保険は使えますか?

鍼灸の保険は病院の保険と違い、鍼灸院に置いてある鍼灸専用の同意書(診断書)に医師の同意をいただく必要があります。細かな注意点もあるので保険を使いたい方はご相談ください。

鍼灸院に行きたいけど、病院の許可は必要でしょうか?

医師の許可は必要ありません。
はり師、きゅう師は国家資格を保有しています。
はり師きゅう師は医師法(17条)に対する特別措置があるため医師の許可がなく施術ができます。

鍼は痛そうで怖いです

当院の鍼は、髪の毛よりも細い0.1㎜ほどの太さのものを主に使用しています。アレルギーを起こしにくいステンレス製で、すべて注射針と同じように滅菌処理された個包装のディスポーザブル(使い捨て)です。

鍼は非常に細いため、刺したときに痛みを感じることはほとんどありませんし、安心して治療を受けていただけるよう、私たち鍼灸師も痛みの出ないような手技を心がけています。

鍼を刺すと血がたくさん出るのでは?と心配される方もいるかもしれませんが、そんなことはありません!細くてしなやかな日本製の鍼は、血管を傷つけにくく、出血のリスクを最小限に抑えます。身体が弱っている時などには少量の出血や内出血が起こることがありますが、すぐに落ち着くものばかりです。
 
子どもや刺激に敏感な方には、皮膚に直接刺さない「小児はり」があります。
小児はりは、皮膚の上からツボを押したりさすったりする、より柔らかい刺激の鍼です。刺さない鍼であっても、しっかりとした治療効果が出ますから「刺す鍼をするのはちょっと怖い」と感じている方もお気軽にご相談ください。

お灸はヤケドしませんか?

お灸とは身体にあるツボにヨモギの葉を精製して作ったもぐさを直接または間接的に当て、温熱刺激を利用して病の予防や治療をおこないます。
もぐさはハーブの女王と呼ばれており殺菌、解毒作用、保温効果、温熱効果と共にもぐさの持つ精油成分「シネオール」という物質が皮膚から浸透し血液中の白血球を増加させ免疫力を高めます。
 
当院で使用しているお灸は間接灸といって火種が直接肌に触れない形をしており、温度は40度前後のため火傷の心配はなく、気持ちよく受けていただけます。
子どもや皮膚が弱くなっている妊婦さんには、より優しい温かさの直接皮膚に当てないお灸を使用することが多いです。

女性専門の鍼灸治療って何ができるの?

女性の体は、生理・妊娠・育児・更年期などライフステージによってホルモンの影響を大きく受け体が変わり、悩みが大きく変化をしていきます。そんな女性の一生に寄り添うための鍼灸治療が「レディース鍼灸」です。
 
レディース鍼灸さいとうは「女性と小児のための鍼灸院」として、女性が気軽に悩みを打ち明けられるような女性鍼灸師が常駐しています。院内の設備は女性が安心して過ごしていただけるような空間を意識しており、子連れでも気軽にご来院いただけるよう配慮をしています。また、当院グループでも女性疾患には対応しているため、女性鍼灸師勤務日または男性鍼灸師でもいいという患者さんはお気軽にご来院ください。

未病って病気にならないこと?

未病(みびょう)は、東洋医学で使われる概念で、病気の発症前の状態や健康の前段階をいいます。文字通りに解釈すると、「まだ病気ではないが、未来において病気になる可能性がある状態」という意味です。

東洋医学では、人間の身体や心は、健康である場合でも微妙なバランスが保たれていると考えられており、このバランスが崩れることで、身体や心に不調や症状が現れるとされています。

未病の状態では、まだ明確な症状は現れていませんが、身体や心の小さな変化や不調が見え始めるので、この段階で治療をしてバランスを整えておけば病気になる前に予防ができたという事になります。
未病の概念は、東洋医学から生まれたものですが、現代の医学や健康管理にも通じるところが多くあります。

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