2012年3月10日 事業協同組合 全国鍼灸マッサージ師協会 が主催する 東洋医療臨床技術大学校アカデミー にて 剛鍼灸院 院長:岩ヶ谷 広晃がハント症候群やベル麻痺まど、顔面神経麻痺に関する基礎知識と鍼灸治療の講義をしました。 |
カテゴリ
月別 アーカイブ
- 2015年5月 (1)
- 2015年4月 (1)
- 2014年11月 (3)
- 2014年9月 (1)
- 2014年8月 (1)
- 2014年7月 (2)
- 2014年5月 (1)
- 2014年4月 (5)
- 2014年1月 (1)
- 2013年9月 (1)
- 2013年7月 (1)
- 2013年6月 (2)
- 2013年3月 (2)
- 2013年2月 (4)
- 2012年11月 (3)
- 2012年7月 (1)
- 2012年6月 (1)
- 2012年4月 (3)
- 2012年3月 (3)
- 2012年2月 (1)
- 2011年9月 (1)
- 2010年10月 (1)
- 2010年7月 (1)
- 2010年4月 (2)
- 2009年12月 (2)
- 2009年11月 (2)
- 2009年10月 (3)
- 2009年9月 (3)
- 2009年6月 (1)
- 2009年3月 (1)
- 2008年9月 (1)
- 2008年5月 (2)
- 1997年3月 (1)
最近のエントリー
HOME > 医療系セミナー > 2012/3/10 アカデミーにて顔面神経麻痺に関しての講義をしました。
医療系セミナー
2012/3/10 アカデミーにて顔面神経麻痺に関しての講義をしました。
耳鼻科領域の疾患は、突発性難聴、メニエール病など、耳鳴りやめまい、難聴の症状が現れるものだけではなく、顔面神経領域も含まれます。
この顔面神経は、運動神経だけでなく、味覚や聴覚にも影響を及ぼしてしまうため、臨床の場では重要となる知識となります。
代表的な疾患としては、顔面神経麻痺のみが生じるベル麻痺や、帯状疱疹、難聴を併発するハント症候群が鍼灸院の現場では大半を占めます。
まずは、顔面神経に関係する解剖学の解説と、生理学の解説、その中でも骨格筋と表情筋の違いや、新しく公開された顔面神経麻痺のガイドラインと、鍼灸治療の立ち位置を解説しました。
各論では、実際の症状から、鑑別方法と、医療機関での治療法、予後の推定、や注意点、ガイドラインに沿った、発症からの経過、重症度による違いを説明しました。
顔面神経麻痺は、審美的な観点からも、特に女性の患者さんにとっては注意が必要になります。
麻痺が現れている顔を見られたくないばかりに、受診が遅れるケースも少なくありません。
現在の状態を説明、これから起こりうる症状の変化を患者さんに説明し、治療の必要性を理解していただかなければなりません。
鍼灸治療では、ガイドライン上、治らないとされている固定の時期に入っても、改善されるケース、治療法があります。正しい知識と、正しい技術さえ備わっていれば、笑顔が戻る患者さんも増えていきます。
患者さんの将来を考え、私たちにできることを最大限行っていかなければなりません。
すべては患者さんのために。
2012年3月10日 19:07