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2013/2/9 アカデミーにて顔面神経麻痺の講義をしました。


2013年2月9日 事業協同組合 全国鍼灸マッサージ師協会 が主催する 東洋医療臨床技術大学校アカデミー にて
剛鍼灸院 院長:岩ヶ谷 広晃がハント症候群やベル麻痺など、顔面神経麻痺に関する基礎知識と鍼灸治療の講義をしました。


耳鼻科領域の疾患は、突発性難聴、メニエール病など、耳鳴り、めまい、難聴が現れるものだけではなく、顔面神経領域も含まれます。
代表的な疾患としては、顔面神経麻痺のみが生じるベル麻痺や、帯状疱疹、難聴を併発するハント症候群が大半を占めます。
記憶に新しいところでは、中日監督だった落合博満さん、アカペラグループ(RAG FAIR)の奥村政佳さんらが顔面神経麻痺になったことを告白しています。
講義では、顔面神経に関係する解剖学、生理学の解説、その中でも骨格筋と表情筋の違いや、新しく公開された顔面神経麻痺のガイドラインと、鍼灸治療の立ち位置を解説。
そして、実際の症状から、鑑別方法と、医療機関での治療法、予後の推定や注意点、発症からの経過、重症度による違いを柳原40点法の検査を実際に行いながら解説。

鍼灸治療では、ガイドライン上、治らないとされている固定の時期に入っても、改善されるケース、治療法があります。正しい知識と、正しい技術さえ備わっていれば、笑顔が戻る患者さんも増えていきます。
患者さんの将来を考え、私たちにできることを最大限行っていかなければなりません。

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