ボランティア活動
2012/2/20 福島県双葉町民避難所にて鍼灸マッサージボランティアをおこないました
2011年2月20日
当院も会員となっているNPO全国鍼灸マッサージ協会:災害復興支援センターの活動として、 埼玉県加須市 旧騎西高校で、鍼灸マッサージボランティアをおこないました。
ここは、3/11東日本大震災の津波により発生した福島第一原子力発電所事故により、福島県双葉郡双葉町の皆様が避難所として利用されています。
NPO全国鍼灸マッサージ協会では、毎月2回、鍼灸・マッサージのボランティアを行っている場所です。
当院も、協会の会員として活動に参加させていただきました。
廃校になった高校を避難所としており、避難当初は1500名ほどの人でしたが、働き口が見つかった人から近郊のアパートなどに移っている状態です。
平成24年2月現在でも、ほとんどが高齢者ですが、500名ほどの双葉町民が避難されている状態です。
まだこれから先の見通しが立っておらず、放射能の影響で故郷に戻れない状態です。
現在は、特に週末になると、さまざまなボランティア団体が、双葉町民の笑顔を取り戻すため、また、双葉町民の方々の交流を作るために、工夫しながら活動を続けています。
私たちは鍼灸師であり、鍼灸を通じて活動できればと思いますが、一人の人として、鍼灸だけでなく、現場で必要なこと、足りないことに気づき、補うことも大切だと感じました。