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2012/08/19埼玉県加須市旧騎西高校(双葉町避難所)で鍼灸ボランティアをおこないました



2012年8月19日
埼玉県加須市(旧騎西高校)にて鍼灸ボランティアを行いました。
この場所は、福島第一原子力発電所(東京電力)の5号機と6号機が立地している福島県双葉郡双葉町民が、3.11東日本大震災が起きてから、避難している場所です。
避難開始当初は、1500名いた町民たちも、今年3月の時点で480人、と減少しました。しかし、8月現在でも210人ほどの町民が避難しており、かつ、周辺の地域では、アパートを借りながら職に就いていたり、食事の時間だけ避難所に戻ってきたりと、未だ不安定な生活が続いております。原発の影響で、これからも地元へ戻る見通しが立っておりません。各教室での集団生活も段々と限界がきているようにも感じます。
写真は鍼灸、マッサージの施術風景です。 写真にはありませんが、毎月行われているボランティア活動は、NPO全国鍼灸マッサージ協会が加盟している女性の先生も参加してくださり、女性ならではの心配りや、女性特有の悩みなども対応してもらっています。私達も一会員として参加し、鍼灸治療をしています。
特に、石巻の仮設住宅同様、マッサージではなく、鍼治療を必要と知る人の要望が増えてきているので、鍼灸師の人出が足りない状況にもなってきています。 私たちにできることは限られていますが、できることだけでも継続して行っていきたいと思います。


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